導入事例

Palette CMSを選んだ理由や導入の決め手を紹介

  • 教育支援サイト

発注から3ヶ月でサイト公開。サイトロゴの提案やSEO対策のサポートも。一緒に取り組む姿勢は、他にはないメリットです

  • 課題
    日本語・漢字の教育専門機関として学校の先生をサポートしたい
  • 解決策
    「言語活動の充実」をテーマにした情報サイトを運用する
  • 成果
    現場の先生・関係者からのポジティブな声。目指すは会員90万人!
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主に小学校〜高校の教員を対象とした情報サイト「TEAChannel」を運営する日本漢字能力検定協会。授業・取り組みの実践事例や、大学教授・企業関係者によるコラムなど、言語活動に役立つ情報を広く提供されています。リリースの経緯・現在の運用方法についてお話を聞きました。(取材:2024年2月)

TEAChannelリリースの経緯を教えてください

漢字検定から始まった当協会ですが、これまでに培った知見を活かし、現在は「日本語・漢字の教育専門機関」としての位置づけを確立しつつあります。その認知を広げたい。また、検定は紙ベースの事業なので、デジタル領域に進出したいという思いもあり、情報サイトのリリースを決めました。

対象を学校の先生にしたのは、漢字検定の全受検者数の9割程度が、学校を中心とした団体受検によるものだから。受検を促してくださる先生方との関係は、これまでも大切にしてきました。その関係性をさらに深め、他の事業への発展性が生まれるよう、「言語活動の充実」をテーマに先生の役に立つサイトをつくりたいと考えました。

パレットCMS導入はどのように決まりましたか?

サイトの構想を始めたのが2020年の2月頃。どんなサイトにするかを半年ほど検討して、7月頃に最初の問い合わせをしました。必要だったのは会員管理機能。そして、自分たちでコンテンツを登録できるCMS。

当時、システム導入を主導した前任者によると、パレットCMS導入の決め手は2点あったそうです。
1つ目は、他社のフルスクラッチに比べて安価だったこと。2つ目は、上層部から求められていた年内リリースを実現できるスケジュールだったこと。特に後者はパレットCMSだけが可能でした。価格とスピード感、この2つが圧倒的に他社と比較して際立っていました。

10月に発注し、リリースは12月21日。3ヶ月でサイト構築という、振り返ると信じられないスピードだったと思います。短い期間にロゴも作成していただいて、ありがたかったです。

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実際の運用はいかがですか?

サイトのメインコンテンツは、実践事例とコラムです。管理画面も使いやすく作成されており、スムーズに登録できています。

リリースから1年ほどは、サイトを充実させるため、たくさんコンテンツをアップしていました。実践事例は取材・撮影を伴うのでかなり工数がかかるのですが、月に5〜6本は公開していました。私たちの組織がある京都と東京近辺を中心に、これまで関わりのなかった学校の先生にも積極的にアポイントをとって、体当たりで取材しています。

また、当初は想定していなかったのですが、パレットCMSでは静的ページを自分たちでつくれるんですね。これは導入後のうれしい驚きでした。
最近はウェビナーに力を入れています。この告知ページをウェビナーごとに作成して、集客につなげることができています。HTMLを使いこなしているわけではないのですが、前回の告知ページをコピーして、必要な部分だけ変更しています。

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リリースから3年たちますが、成果としてはいかがですか?

一番の成果は、TEAChannelの知名度が上がり、協会にポジティブな反応が寄せられていること。
普及担当が学校や学会を訪れると「TEAChannel知ってますよ」と言われるようになったそうです。検定協会としての認知にとどまらず、「先生のために有益なサイトをつくっている」と評価されることがうれしいです。

また、協会のDXの先駆けとしても機能しています。協会では複数のサイトを運営していますが、これまではアクセス解析を活用しきれていませんでした。私たち自身でGoogleタグマネージャーを設定したのは、TEAChannelが初めてです。Googleアナリティクスを勉強し、得た知見を他のサイトにも共有することで、ITリテラシーの底上げにもつながっています。

リリース後にかなり力を入れたSEO対策では、パレットCMSの担当者にとても助けられました。前任者からも「パレットCMSは一緒にSEO対策を進めてくれた」と聞いています。
一般的なCMSって、通常はシステム提供だけだと思うんです。サポートを丁寧にしていただけるイメージではなかったのですが、パレットCMSは違いました。TEAChannelを一緒につくっていただいていると感じています。

今後の展望を教えてください

サイトリリース時の目標でもあった「日本語・漢字の教育専門機関」としての認知をもっと広げること。「日本語・漢字といえば漢検だよね」と言ってもらえる協会になるよう、TEAChannelを通じてブランド力を高めていきたいです。

TEAChannel

全教科の学びを支える「言語活動」に役立つ情報を発信するサイト。現役教師による実践事例と、教育研究者や企業関係者によるコラムを公開している。学校教育関係者限定の会員登録で、授業動画や指導案など現場の教員をサポートするコンテンツの視聴・ダウンロードが可能に。

Palette CMS サポートチームより

最初のお問い合わせは、前身の会員管理システムでした。話を伺いながら、当時リリース準備を進めていたパレットCMSが最適であると提案し、採用いただきました。期日は正直タイトだったので、無事にリリースできたときはほっとしました。

SEO対策には知見があったため、できる限りの情報提供をしました。順位が上昇していく過程を共有いただき、我がことのようにうれしかったです。

様々なご指摘・ご相談を受けて、私たちも学ばせていただきました。「一緒に」構築する・成長することを意識しているので、評価してくださり感謝しております。引き続きよろしくお願いします!

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公益財団法人 日本漢字能力検定協会

https://www.kanken.or.jp

日本漢字能力検定(漢検)や文章読解・作成能力検定(文章検)を主催する公益財団法人。「今年の漢字®」の発表や漢字ペディア(https://www.kanjipedia.jp)の運営など、日本語・漢字の普及啓発、支援活動を行う。京都の本部には、日本初の漢字の体験型ミュージアムが併設されている。

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