決め手は「一緒にやりたい」の言葉。手厚いサポートで、構築前後の課題解決もスムーズ。目指すは業界No.1サイトです

サービスステーションの支援事業を行う日本貿易印刷株式会社。デジタル化を進める同社は、Palette CMSの導入で特化型の求人サイト「STAND JOB」を2023年2月にリリース。9月に本公開を迎えるまでの過程や取り組みを、デジタル推進部の3名に伺いました。（取材：2023年11月）

まずは、サービスステーション（以降SS）の求人サイト開設の経緯を教えてください

穴生：私たち3名は、2022年4月に発足したデジタル推進部のメンバーです。「デジタルでニチボウとSS、ドライバーとの絆をつなぐ」をビジョンに掲げ、新たな方向性を示しています。

日本全国にあるSSは、約28,000店舗。日本貿易印刷は、その7〜8割と取引があります。様々な販促や企画を提案するなかで「実施したいけれど人手が足りない」という声が多く聞かれました。
そこで、デジタルで課題解決のお手伝いをするために、求人サイトの構築を決意しました。

構築の手段としてパレットCMSを選ばれた理由は？

布田：求人サイトの作成が初めてだったので、ノウハウをもつ会社を探していました。そのなかで、求人サイト構築・開発の実績が多数あると紹介されたのが最初です。

パレットCMSはベースの機能を組み合わせるという特性から、他社のフルスクラッチに比べて圧倒的に制作スパンが短かったし安価だった。運用開始後に、私たち自身で編集できると聞いたことも後押しとなりました。

特に興味を引いたのは、納期の早さ。デジタル推進部は発足間もなく、実績をすぐに出す必要がありましたから。

穴生：全国のSSで求人条件がそれぞれ異なるため、最初から私たちが一括登録することは考えていませんでした。CMSなら、クライアントが直接編集できる。そこはポイントでした。

納期やコストパフォーマンスが良かったことは確かです。でも、3〜4社のなかからパレットCMSを選んだ一番の決め手は、営業担当の方が「一緒に仕事をしたい」と言ってくれたこと。すばらしい姿勢だと心を動かされました。

実際にパレットCMSを使ってのご感想を聞かせてください

布田：目指すサイトの形はあったので、イメージを大まかに伝えました。通常は設計書や仕様書を提出しないといけないと思いますが、私たちも知見が広いとは言い切れないので。「こんなサイトにしたい」と口頭で伝えたところ、想いを汲んだものを出してくれました。何度かやり取りを重ねるなかで「これだ！」と、ぴったり合うものが完成しましたね。

今は求職者からアンケートを募り、サイトの使い勝手を聞いています。要望を反映して、先日もエリア検索のUIをアップデートしました。さらに利便性の高いサイトになるよう、これからも随時バージョンアップしていきますが、現段階ではとても満足です。

辺：私はサイトで簡単なコーディング・調整をしています。サポートチームに不明点を問い合わせるとすぐに対応してくださるほか、操作に不慣れでも丁寧に教えていただけるのでスムーズに運用できています。

布田：サブスクリプションだと、継続サポートを受けられるのがいいですね。しかも、サポートチームの対応がとにかく早い！ 連絡をしたらすぐに返事が来るし、しっかりされているので不安がありません。

サイトの反響・今後の展望を聞かせてください

穴生：全国の営業担当から話を聞くと、SSからの評判は上々です。人手不足にとにかく悩まれているので、それを解消する求人サイトを新たに始めたというところに、ポジティブな反応が寄せられています。

布田： 現在は、日本全国で人手が不足しています。特にこの業界は、3K（きつい・汚い・危険）のイメージを持たれている方も多く、人が集まりにくい現状です。

そのなかで「このサイトを通じて求人があった」と喜びの声をいただいています。私たちの初期登録が間に合わないレベルでたくさんのSSから反響があり、まだまだ伸びていきます。最終的には、SS業界No.1の求人サイトに育てて、SS・求職者によりよいサービスを提供したいです。

人手不足が解消されれば、当初の目的であった販促や企画をする余裕が生まれます。SSとの関係性もさらに深められて、様々な提案ができる。パレットCMSで生み出したSTAND JOBは、そういった未来を描けるサイト・サービスであると考えています。