導入事例
- リスキリングシステム
今後の事業展開を見据え、基盤となるシステムを構築。機能アップデートが楽しみです
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- 国の支援制度を利用できるサービスを構想。情報管理や外部連携が必要
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- パレットCMSでCRMに近いシステムを構築
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- 今後の事業を支える重要なパーツに。より多くのキャリアサポートを
日本初の本格的な職住近接オフィス「志木サテライトオフィス研究会」を前身とし、職業訓練やキャリアコンサルティング、コミュニティオフィス運営など、「働く」に関わるサービスを幅広く展開されている株式会社いーキャリサポート様。2024年8月に立ち上げられた新事業で、パレットCMSを導入いただきました。
導入の経緯や、1年間にわたった構築のお話を、ご担当の遠藤様・出來島様にお聞きしました。(取材:2026年2月)
「いーキャリ!」と、パレットCMS導入の経緯について聞かせてください
遠藤さま:「いーキャリ!」は、リスキリング支援事業です。一度社会に出た方が、新たな知識やスキルを身に着けて、キャリアアップ・キャリアチェンジする。それを、リスキリング講座や1対1のオンライン相談を通して、私たちがサポートします。
経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に事業者として採択され、2024年8月にスタートしました。
株式会社いーキャリサポートには、職業訓練やキャリアコンサルタント養成を行ってきた実績があります。キャリアや働くことに関わる事業を長年続けてきた背景から、経済産業省の支援事業を利用できるサービスとして、いーキャリ!の立ち上げを決めました。
双方向のコミュニケーションやセキュアな情報管理といった観点で新しいシステムが必要になったことから、パレットCMSを導入したんです。
出來島さま:いーキャリ!立ち上げの話が具体化する前、既存事業のオンラインセミナーの顧客管理に、CRMの導入を検討していました。パレットCMSはCRMではありませんが、検討対象に入っていて。
メンテナンスや新規ページ作成を自分たちで行いたいと考えていたので、ひとつのシステムですべて完結できる点が魅力的でした。管理画面も、システムの知見がある人間とない人間、それぞれにとって使いやすいと感じたので、製品本体を契約し、数カ月間自分たちで触ってみました。
結果、本格的なシステムを構築するのは、私たちのリソースでは難しいとわかりました。
ただ、サポートの方々がとても丁寧で、信頼できると感じたんです。スムーズに進むときはもちろん、そうでないときにどこまで寄り添っていただけるか、というところを見ていました。
そこで、いーキャリ!の話が具体化してシステムが必要という話になった際、「パレットCMSがいいね」と。
最初から決めていたわけではなく、10社ほどに相談をしました。対応の良い会社は他にもありましたが、いーキャリ!のシステムは大規模なので、すでに信頼関係が築けているところにお願いしたいなと。費用面でもこちらの希望内に収まっていたので、パレットCMSを使って構築することにしました。
実際の構築はいかがでしたか?
遠藤さま:システム制作って、フェーズによって依頼範囲が変わりますよね。事業はもう存在していて課題解決・改善のためのシステムをつくる場合と、事業をイチからつくる場合。今回は後者で、事業の流れも一緒に作り上げてもらったイメージです。発注段階では「キャリア相談をする」という方向性しか決まっていませんでしたから。
我々がやりたいと思っていることをお伝えして、どうやって実現できるかを提案してもらって。設計段階は特に試行錯誤でしたが、辛抱強くヒアリングしてくださいました。
出來島さま:フルスクラッチではなくパレットCMSという製品を使うという点で、制限はあったと思っています。できるかなと思っていたことが難しかったり。ただそれはあくまでも現行の話で、今後のアップデートの展望をお聞きするうちに、逆に楽しみになってきたんです。
アップデートで機能が拡充していけばもっと使いやすいものになるだろうし、これからどう進化するかというのは、個人的にも興味があって。
今後の長いお付き合いのなかでの楽しみが、たくさんあると感じています。
遠藤さま:使う側としては、なるべく費用を抑えたい、納品までの期間を短くしたいと考えるのが普通ですよね。その観点からすると、パレットCMSの「モジュールを組み合わせて、実現できるかを考え、提示する」というのは非常にわかりやすいし、動き始めると速かった。
一方で、モジュールで何ができて何ができない、という点は、当初見えづらかったです。決済の外部連携や情報管理機能の構築を進めるなかで、そう感じることはありました。
でも、これからどんどん、ニーズに合わせたモジュールが登場したり、アップデートされていくんだろうなと思っています。
2025年の秋にリリースされて、5ヶ月が経ちました。いかがですか?
遠藤さま:これまでは、動画サービスやメール、SNSなどの外部サービスを、パーツとして使っていたんです。それがひとつのシステムに集約されたので、慣れるまでに時間はかかりました。個人的には、慣れは必要だけど使いやすいと思っています。
実運用が始まるといろんな改善点も見えてきました、都度相談、調整しています。徐々にアップデートして最適化できるという点がパレットCMSの魅力ですね。相談へのレスポンスや対応もすごく速いので、助かります。
あと、使っていて改めて感じているのは、UIが好きですね。受講生やメンターが使う画面。デザインについていろいろ打ち合わせをして、温かみがある、フレンドリーなインターフェースになったと思っています。
今後の展望について聞かせてください
遠藤さま:いーキャリ!は経済産業省の制度を使っていますが、これは期間限定なんです。数年内に終了する。今回のシステムは、その後も他事業の基幹システムとして利用できるように設計しています。
出來島さま:まずは、オンラインセミナー運営の事業で利用予定です。パレットCMSを選んだ時点ではCMSとしての活用を想定していましたが、構築のなかで、CRMに寄った形で着地して。この形になって良かったと思っています。パレットCMSの拡張性をどんどん活用していければ。
遠藤さま:私たちは長年、キャリアに関わること、キャリアに関わる人間を育てるということに取り組んできました。ベースにあるのは、「働く人にきちんと向き合う」という仕組みを、より多く、より太いものにしていきたいという想いです。
AIに相談すれば何でも答えてくれる時代ですが、自分の人生を決めるときも同じでいいのかなと思うんです。人と人が話すことで、キャリアをじっくり考え直し、自信をもって一歩を踏み出すきっかけが生まれる。私たちはそういった形で、働く人の手助けをしたい。
いーキャリ!は、使う人にやさしいシステムになったと思っています。
私たちの会社が掲げる「働くを輝くに」という大きなテーマのなかで、今後、キャリアを考える人と私たちをつなぐこのシステムは、重要なパーツになる。
「話す」というコミュニケーションの場から、人生が開いていく。そんな体験を、より多くの方に提供していければと思っています。
いーキャリ!
動画と演習によるリスキリング講座とキャリアコンサルタントの転職サポートを受けられる、完全オンラインのキャリア支援サービス。
経済産業省が実施している「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象。
Palette CMS サポートチームより
今後の事業展開の基盤となるシステムを、とのご相談だったため、フェーズ管理を取り入れ、段階を踏んで構築を進めました。
サービス自体の設計から始まったので、弊社エンジニアやデザイナーを交え、何度も打ち合わせをさせていただきました。
パレットCMSの仕様や特性にご理解をいただいたこともあり、理想のサービス実現に向けて、チーム一丸となって進められたと感じています。
パレットCMSは成長途上の部分もありますが、今後が楽しみと言っていただけてありがたいです。
いーキャリサポート様の事業展開をサポートできるよう、機能拡充を進めていきます。
株式会社いーキャリサポート
「世界中の働く人を幸せにする仕組みを創る」を理念に、キャリア支援・人材育成事業を展開。職業訓練校の運営やキャリアコンサルタント養成講座を通じて多くの人材を育成し、キャリアコンサルティングの裾野を広げる取り組みを行っている。
