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導入事例

  • 高卒求人サイト

フェーズ管理でスケジュール通りのリリースを実現。地域雇用の未来を変えるサービスに

  • 課題
    高校生向け求人サイトの新規立ち上げ
  • 解決策
    3~4ヶ月という短期間での構築・公開
  • 成果
    要件整理で最短リリース。さらなる拡張・改善に向け、今後も伴走

沖縄県で、システム開発、メディア事業などを中心に幅広い事業を展開されているプロトソリューション様。2026年4月リリースの高卒求人サイト構築に、パレットCMSをお選びいただきました。採択決定から3ヶ月という短期間でのリリースや地域雇用の課題・未来像について、制作に携わられた三笠様・普久原様・大城様にお聞きしました。(取材:2026年7月)

まずは、スキット高卒ナビについて教えてください

三笠様:プロトソリューションは、全国約50万台の中古車を扱う国内最大級の総合クルマ情報サイト「グーネット」の制作会社として、2007年に設立しました。以来、培った技術や事業領域を応用する形で、様々なプロダクトを展開しています。昨年、会社として新たな事業の創出を考えるなかで、沖縄県の人材雇用問題に対して何かできないかと考え、求人サイトの立ち上げを決定しました。

マーケット調査を進めるうち、特に若い人の採用に課題がありながら、法律や業界ルールの観点から民間企業が参入しづらい状況が続いていると分かったんです。プロトソリューションのメディア立ち上げ・運営のノウハウを活かせば実現できるだろうと考え、「スキット高卒ナビ」の構想が動き出しました。
学校に話を聞きに行き、企画段階で、Webサイトと紙媒体の2軸にすること、動画を多用すること、コンテンツにゲーム性をもたせることなどを決めました。

プロトソリューション様は内製できる技術力をお持ちですが、どうしてパレットCMSを導入いただいたのでしょうか?

普久原様:高卒求人には年間スケジュールがあって、リリース期限が決まっていました。期間中に社内のリソースを確保することが難しかったので、外注する方がいいだろうという話になったんです。
このプロジェクトを進めると確定したのが昨年11月で、リリース目標は3月末でした。スケジュールを考慮すると、フルスクラッチは難しい。そこで、ある程度求人サイトとしての形がありながら、徐々に機能を追加していけるような、拡張性の高いサービスを探していたんです。

毎日数社と打ち合わせをするなかで、最終的にパレットCMSを選んだのは、人でした。リーフワークスには沖縄出身の方がいらっしゃるんですよね。当社は沖縄に本社を構えており、沖縄の高校生向けに求人サイトを作ろうとしている。貴社に沖縄の知見があることがどこかで活きるだろうと。担当営業の方の人柄やコミュニケーションの取りやすさも大きかったです。

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4月1日リリース分までがフェーズ1でしたね。制作はいかがでした?

普久原様:1月の時点で、要件がざっくりしか決まっていなくて。担当営業の方に急かされながら、社内で連日相談しました。フェーズ1は僕と大城さんと、あと開発サイドの若手2名、計4名。僕以外はテストエンジニアやインフラエンジニアで、Webサイト制作が初めてだったんです。だから、動き出しはなかなか大変で。1ヶ月くらいすると要領がつかめてきて、期間内でできることを最大化しよう、という空気になっていきました。

1月中に仕様を確定したものは3月中に実装、決めきらなかったものやリリースに間に合わなくていいものは4月以降にと整理してもらって、フェーズ1をリリースしました。
そのタイミングで開発サイドの2名が別プロジェクトのために離脱して、大城さんを中心とした、今の体制に変わりました。

引き継ぎ後のフェーズ1.5、フェーズ2進行はいかがでしたか?

大城様:僕は1月からプロジェクトメンバーでしたが、3月まではデザイン会社とのやり取りを担当していたんです。今回、制作はパレットCMSだけど、デザインは違う会社に依頼していたので。制作の状況は社内ミーティングで共有されていたんですけど、制作には関わっていなかったし、外部の制作会社とのやり取りも初めてで、最初は不安しかなかったです。
パレットCMSのデフォルトの機能でできることとできないことの整理、実運用をどうするか、高校生と企業が直接連絡を取ってはいけないという高卒求人の仕組みなど、いろいろ相談しながら進めました。

4月にリリースした機能の修正や改善を、フェーズ1.5としてゴールデンウイーク明けに適用。各企業の求人詳細や求人票が見られるようになったフェーズ2は、高校生向け求人の情報解禁日である7月1日にリリースしました。

本格運用が始まって1ヶ月近くたちますが、反響はいかがですか?

三笠様:特に動画コンテンツが好評ですね。企業も自社の魅力を伝えやすいし、学校の先生も、ひとつのサイトで求人票と関連情報を一緒に見られるのがありがたいと。
特に学校の先生はこれまで、求人票を見て、その会社のホームページを検索して、プラスアルファでSNSで情報を仕入れて、企業に直接連絡してヒアリングという作業が、学生が興味を持った企業の1社1社に対して必要だったんです。スキット高卒ナビがあれば、企業情報・求人情報はもちろん、動画で職場の雰囲気をつかむこともできる。就職相談を受けやすくなったと、ポジティブなお声をたくさんいただいています。

ただ、まだまだ改善できるところもあると思っていて。今は、高校生がスキット高卒ナビで見つけた求人情報を、学校や進路指導の先生、保護者に持ち込んでもらっています。情報共有という目的は達成できているけど、高校生と先生の連携、先生と企業との連携は、もっと考えたい。ただ見てもらうだけじゃなく、サービスを通して職場見学の申し込みまでスムーズにできるようにしたいです。
動画も、企業が気軽に投稿できるような仕組みを構築して、どんどん増やしてもらえればと思っています。

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今後の展望を聞かせてください

三笠様:今回のリリースに関して、学校や企業にたくさん話を聞きました。そのなかで、特に良かったなと思うことが2つあるんです。

ひとつは、企業が、他の企業の情報を確認できるようになったこと。沖縄の高卒求人はこれまで、ハローワークや学校のなかでしか見られない、クローズなものだった。他社がどんな条件で募集しているのかわからなかったんです。
スキット高卒ナビでは、求人票はPDFデータで高校生会員限定公開ですが、給与や福利厚生を誰でも確認できるWebページに掲載しています。先日、それを見た企業の人事担当者から「他社の情報を参考に待遇を見直します」と言っていただいて。沖縄の雇用環境の改善に貢献できたんじゃないかと、うれしく思いました。

もうひとつは、高校生の選択肢が増えたこと。沖縄県の高卒求人数は約4,000件あるんですが、学校がそのすべてを学生に案内しているわけではないんです。4,000件すべてを確認することは先生の負担が大きすぎるから、普通科なら事務や営業、工業系なら製造など、学科に合う求人を優先的に紹介していた。でも本当は、工業系の勉強をしていながらも介護に興味が出てきたとか、そういう高校生もたくさんいるはずなんです。
スキット高卒ナビで様々な求人を確認できるようになれば、高校生の職業選択の幅が広がるようになる。これはすごく素敵なことですよね。

スキット高卒ナビは、企業、学校、高校生と、それぞれの立場の方に喜んでもらえる、意義あるサービスになりました。なくなったり縮小したりということは、きっとない。ずっと走り続けていくと確信しています。
今回、厳しいスケジュールの中で予定通りにリリースできたのは、パレットCMSチームの協力があったから。これからも、伴走を続けてもらえればと思っています。

スキット高卒ナビ

スキット高卒ナビ

沖縄県の高卒求人に特化した、地域密着型の就職プラットフォーム。豊富な項目と動画・記事コンテンツで、企業・仕事のリアルを紹介。これから社会に出る高校生と魅力あふれる企業をつないでいる。

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Palette CMS サポートチームより

スキット高卒ナビは、パレットCMSの求人向けテンプレート「求人スケッチ」をベースに構築しました。テンプレートで対応できる部分は積極的に流用しつつ、動画コンテンツの表示まわりなど、このサイトならではの要件には独自カスタマイズで対応しています。パレットCMSの強みである柔軟性・拡張性が存分に生きた案件だと感じています。

短期間かつ厳しいスケジュールではありましたが、コンテンツのクオリティは妥協せず、「今実装すべきもの」「後のフェーズに回せるもの」の優先順位をプロトソリューション様と丁寧にすり合わせながら進めました。ご相談や確認へのレスポンスが早く、大変助かりました。

制作にあたっては、プロトソリューション様が社内でアンケートを取り、積極的にご意見をくださったことで、コンテンツの精度を高めることができました。私たちも、いただいた要件に応えるだけでなく、コンテンツの見せ方や機能面についてご提案し、一緒に形にしてきました。今後も、より使いやすく、地域雇用に貢献できるサービスへと伴走しながら育てていければ幸いです。

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株式会社プロトソリューション

「KANDOU COMPANY」を掲げ、データとテクノロジーで人・地域・社会に感動を届けることをミッションに、ライフスタイルを便利にする各種サービスと、テクノロジーを活用したソリューションを展開している。